学会ホー ムページ開設に寄せて（平成22年11月）

平成22年6月25日、26の両日にわたり、浜松市で小林隆夫会長のもと記念すべき第20回日本産婦人科・新生児学会が開催されました。平成3年6月に第一回が寺尾俊彦前浜松科大学学長によって開催されてから20年の歴史を重ねてきたことになります。

また、産婦人科・新生児領域の血液に関する研究の重要性が次第に認識され始めた1976年に、相馬廣明会長のもと本学会の前身である第1回の研究会が開かれてからは、実に34年間の長きにわたって学術活動が続けられてまいりました。産婦人科や新生児の領域で血液関連の研究を多数ご発表いただき、本会の発展にご尽力いただきました多くの会員の皆様に感謝と敬意を表したいと思います。

浜松市での学会に合わせて行われた学会幹事会ならびに学会編集委員会で本学会のホームページを立ち上げる具体的な検討がなされました。時代の流れと伴に学会のさらなる発展を期するためにもホームページの開設は極めて重要であり、その作業を急ぐべきであるとの結論に達しました。その結果北海道大学の森川守先生を代表とするワーキンググル―プが結成され、この度の開設の運びとなりました。ワーキンググループの皆さまのご努力に心から御礼申し上げます。

ご承知のとおり、本学会は産婦人科医と小児科医を中心に血液に関する研究者が集う場であり、研究発表や意見交換の場であるという極めてユニークな特徴を持っています。今後はホームページを通じてよりスムーズな学会運営が可能となることを始め、情報の発信や交換がいっそう活発に行われますよう、会員の皆様の積極的なご参加をお願いしたいと思います。 このホームページ開設が日本産婦人科・新生児学会のさらなる発展へ向けて、強力なマイルストーンとなることを念願してご挨拶にかえさせていただきます。