「学会入会を検討されている若い先生がたへのメッセージ」

自治医科大学産婦人科
渡辺　尚（昭和59年卒）

　私が本学会に入会しましたきっかけは、1995年の第5回学術集会でシンポジストに選んでいただいたことでした。そこで感激したことは、その当時、教科書や学術雑誌でよくお目にかかるお名前の先生がすぐ目の前にいらっしゃって、何も知らない若造（私）に丁寧にアドバイスしてくれたことです。本学会の大きな特徴は、産婦人科・新生児領域の血液に関する専門家（マニア？）が一同に会するところで、しかも若手、ベテランの垣根を超えて、常にホットな話題をディスカッションすることができることです。現在、ある程度の年代になった私にとって、若い先生方から情報や知識を得るができることもこの学会の大きな魅力です。

　出血と血栓は、妊産婦死亡の原因として、現在でもその多くを占めます。この分野でやっていかなければならないことはまだまだ限りなくあります。私たちと一緒に、この分野で、日本、いや、世界をリードしていきませんか。