第19回日本産婦人科・新生児血液学会総会・学術集会の開催にあたって

会長 水上　尚典

この度、第19回日本産婦人科・新生児血液学会を平成21年6月12日（金）13日（土）にわたり札幌市の北海道大学学術交流会館に於いて開催させていただくことになり、教室員一同大変光栄に存じております。

特別講演は福島県立医科大学 輸血移植・免疫部 教授　大戸　斉先生に「周産期における輸血のこれから」と題してお話しいただく予定です。教育講演は北海道大遺伝子病制御研究所 分子腫瘍分野 教授　畠山　昌則先生に「ピロリ菌感染と胃癌」、長崎大学医学部 産婦人科 教授　増崎　英明先生に「母体血からの胎児・胎盤情報」と題してお話しいただく予定です。ランチョン形式の教育セミナー(CSLベーリング協賛)では日本大学医学部小児科学系小児科学分野 助教 細野　茂春先生に「新生児蘇生手技としての臍帯ミルキング」と題してお話しいただく予定です。また、「妊娠性アンチトロンビン欠乏症」について会長講演を予定しております。ビタミンKフォーラムも従来どおり行われます。
ワークショップでは、産科ならびに小児科に跨がる血小板数減少にフォーカスを当てた「血小板：ITPとNAIT（仮題）」を企画しました。母体・胎児・新生児の血小板減少症に関する臨床研究の演題を募集致しますので、奮ってのご応募（公募締め切り、平成21年2月28日）よろしく願い致します。

札幌の6月は新緑がたいへん美しい季節です。また、学会期間（6月12日、13日）は約200万人の観光客が集う「YOSAKOIソーラン祭」[2009年6月10日(水)〜14日(日)、札幌市内開催]と重なりますので宿泊等のご予約はなるべく早めに済まされるようお願いするとともに、教室員一同、皆様奮ってのご参加をお待ちしております。

平成21年1月吉日
第19回日本産婦人科・新生児血液学会