第19回日本産科婦人科・新生児血液学会報告

　　　　　　　　学会事務局　　森　川　　　守
北海道大学病院　産科・周産期母子センター

　第19回日本産科婦人科・新生児血液学会を2009年6月12日金曜日ならびに13日土曜日に当科水上尚典教授を学会長に札幌市（北海道大学学術交流会館）で開催させて頂きました。

　 北海道での開催は2000年6月に旭川医科大学石川教授（現、名誉教授）が美瑛で開催されて以来です。実はその当日、小生は藤本征一郎教授（現、北海道大学名誉教授）ご夫妻にご媒酌頂き札幌市内で結婚式をあげさせて頂いておりました。

　 今回の学会主催では、小生は学会評議員長和俊先生（当科臨床教授）と一緒に学会事務局として学会運営に当たらせて頂きました。約1年半前から準備を始め、学会前日の理事会、会長招宴、当日の学術講演会、懇親会（サッポロビール園）、学会終了後の幹事会と慌ただしくも運営は無事終了致しました。

　 学術講演会は水上教授の会長講演をはじめ、特別講演1題、教育講演2題、教育セミナー1題などの他に例年の約1.5倍の一般演題60題を頂き、参加者も250名を超え成功裏に終了致しました。

　 遠路札幌まで足をお運び頂き学会にご参加ならびにご発表頂きました先生がたには厚く御礼申し上げます。

　 学会の準備ならびに運営におきましては至らない点も数あり、ご参加頂きました先生がたにはご迷惑をおかけ致しましたこと深くお詫び申し上げます。

　 小生は学術講演会一般演題で「妊娠性血小板減少症の臨床的意義」発表し学術奨励賞（真木賞）を頂き、2010年6月に浜松で開催されました第20回の同学会（浜松市）で秋田大学名誉教授真木正博先生から授与頂きました。水上教授をはじめ北大産科で診療を共にして頂いた先生がたに深謝申し上げます。

　 またこの度、学会の評議員ならびに幹事を拝命致しました。今後も学会の発展に微力ながら尽力させて頂く所存です。

　 なお、第47回日本周産期・新生児医学会を2011年7月10日日曜日〜12日火曜日に当科水上尚典教授を学会長に札幌市（札幌コンベンションセンターならびに札幌市産業振興センター）で開催させて頂きます（学会事務局：長和俊、森川守）。日本産科婦人科・新生児血液学会の会員の皆様も奮ってご参加ならびにご発表頂きますようお願い申し上げます。

　 末筆になりましたが、学会開催に当たりご指導ご援助を賜りました学会役員の先生がたならびに北海道大学産婦人科同門会の先生がたには心より深謝申し上げます。